こんにちは、Pump Up Englishです。
突然ですが、皆さんはご自分のリスニング力に満足はされていますか?

リスニングは苦手だよ…外国人の同僚が何言っているかわからないことも多いし。TOEIC受けても、聴いた英語がサーっと流れちゃって、記憶にも残らないことも多いよ…どうしたらリスニングって上げられるの??
リスニングって難しいですよね?ぼくもTOEICのリスニングパートで450点ほど取れるようにはなりましたが、決して楽とは思っていません。
英語を聴いていても、聴いたそばからパーッと右から左に流れてしまい、

今、どんなこと言ってたっけ?
なんてことはしょっちゅうでした w
リスニング力を上げるにはどうするか。
そう思いながら、言語学的に理にかなった学習法を調べると、以下のことがわかりました。
リスニング力は、「精読」と「多読」で上げることが可能!
ということです。

リスニングなのに、「読む」練習が効果あるの??
と思われたでしょうか。
もちろん、リスニングに苦戦している原因によっては、音声に関するトレーニングが必要な場合もあります。
しかし、もしかするとそれ以上に、精読と多読でリスニングがアップできるかもしれません!
今回は、「精読と多読の効果」と、「その2つがなぜリスニング力アップに貢献してくれるか」をお伝えします。
⑴ なぜ精読と多読がリスニングに効果的かを理解できる
⑵精読と多読の正しいやり方がわかる
今日初めて読んでくださる方もいると思うので、簡単にぼくの自己紹介を。
精読や多読と聞いて、皆さんはどのようなイメージを持ちますか?
おそらく多くの方が、「読む力を付けるためのトレーニングでしょ?」と思われるのではないでしょうか。
もちろんリーディングの効果は多くありますが、意外にもリスニング力を高める効果があるんです。
かみ砕いて説明していきますので、どうぞお付き合いください。
では、行きましょう!!
結論: 精読+多読 ⇒ リスニング力アップ ~多読の意外な効果とは?~

リスニングができる人は、英語を聴いている時どのような処理を頭で行っているか、ということを簡単に説明します。
まず、そもそもリスニングにはどのようなスキルが必要なのかを考えてみると、以下2つの力が必要不可欠だとわかっています。
① 英語を英語の語順で理解し続ける力(英文を後ろから前に戻って訳し上げることは不可能)
② 聴いただけで文の構造やイディオムを瞬時に把握し、意味を取っていく力
(単語ベースではなく、“かたまり”で理解している)
会話や試験でのリスニングにおいては、リーディングのように聴きなおすことはできません。
つまり、“一発勝負”と言うことです。
このような理由から、これら2つのスキルが必要になります。
ここまでは納得してもらえるのではと思います。
では、これら2つのスキルは、精読と多読とどのように関係しているかを説明します。
下の図をご覧ください。
【精読・多読とリスニングの関係】

この図は、「精読➔多読の順番で練習し、その結果リスニング力が上がる」ということを示しています。
また、各矢印の中に書かれているのは、精読・多読で得られる「具体的な効果」です。
ここで強調したいのは、先ほど説明した2つのスキル、
① 英語を英語の語順で理解し続ける力(英文を後ろから前に戻って訳し上げることは不可能)
② 聴いただけで文の構造やイディオムを瞬時に把握し、意味を取っていく力
(単語ベースではなく、“かたまり”で理解している)
これらは両方とも、「多読をすることで得られる効果」だということです。
〝多読は読むトレーニングなのに、リスニングに効果がある ― 〟
こう聞くとちょっと不思議な感じもするかもしれません。
しかし、英語を聴き取るというのは、「聴いた音がどのような意味なのか」を脳が認識する必要があり、その認識力をアップさせるのが多読トレーニングだ、と言うことなんです。
精読と多読はバランスよくやりましょう!

では、精読と多読はどのくらいのバランスでやると良いか、ということについて説明します。
現在の英語力によって変わりますが、今回は以下のような方を条件に説明します。
・英検3級レベル(中学卒業レベル)
・英文を理解する時、文法の理解が曖昧で、
単語の羅列で「大体こんなこと言っているだろう」と推測することが時々ある。
・中学の英文法に不安がある。
このような方であれば、きちんと「文法的に英文を解釈できる力」を高めましょう。
つまり、多読よりも精読に重きを置いてほしいです。
精読のやり方
では、具体的にどのように精読を行うと良いかを説明します。
ここで説明するのは一例であり、万人がやりやすいわけではないと思いますが、
オーソドックスなので、まずは試してみてほしいです。
まず、精読のポイントは、「英文1つ1つを正確に理解する」ことにあります。
理解するポイントは以下の通りです。
・主語、動詞、目的語など、文の要素を理解する
・単語/イディオムを理解する
・指示語(this / that / it / them など)の内容を理解しておく
・筆者の主張はどこに書かれているのか、を特定しておく
これらのポイントを考えながら、分析したことを教材に書き込んでいきます。

これはぼくが実際に生徒に教える時に書き込んだものになります。
(主語と動詞にそれぞれS、Vと書き込む、it などの指示語をそれを具体的に示す語と線で結ぶ、
知らないイディオム/単語にマーカーを引く、などをしています)
慣れないとなかなか難しいと思いますので、
使う教材は「内容が楽に理解できる」くらいのとても易しいレベルで始めることをオススメします。
文章を細かく理解していき、文章全体の作りが理解できると、リスニングの時に文構造をパッと理解できるようになります。そして、読解力も間違いなく上がります。
多読のやり方
次は、多読のやり方です。
多読は、精読で分析した文章を「スピーディーに読み、聴いた瞬間に構文やイディオムなどを理解できる力を養う」ためにやります。
上記「結論」のチャプターで「リスニングに必要な力」について書きましたが、重要なのでもう一度言います。
① 英語を英語の語順で理解し続ける力(英文を後ろから前に戻って訳し上げることは不可能)
② 聴いただけで文の構造やイディオムを瞬時に把握し、意味を取っていく力
(単語ベースではなく、“かたまり”で理解している)
この2つを意識して、多読をすると効果的です。
では、具体的なやり方ですが、多読をするときは以下の点を守ってやることをオススメします。
先ほども書きましたが、リスニングは“一発勝負”です。
会話をしている時に辞書を引くことはできませんし、リスニング試験で

今のところ、もう一回聴かせてください!
と頼むこともできませんw
そのため、この2つのポイントを守っていただくことを強くお勧めします。
精読や多読にオススメの教材

すでに教材がある方は、レベルさえ合っていて興味があれば、それを使ってもらって良いと思います。
一方、もしどんな教材を買おうか迷っている方がいれば、こちらを参考にしてみてください。

6,700以上の学校でも使われているリーディング用の教材です。
5つのレベルに分けられており、今の難易度にあったものをチョイスできます。
レベル感は以下を参考にしてください。
【各レベルとTOEIC・英検とのレベル相関】
Lv.1 300〜400点 英検4級
Lv.2 400〜500点 英検3級
Lv.3 500〜600点 英検準2級
Lv.4 600〜700点 英検2級
Lv.5 700点~ 英検準1級以上
【人気ベスト3!】
※公式サイトより
ペンギンリーダーズ
洋書になりますが、英語を外国語として学ぶ学習者向けに作られている教材です。
スティーブ・ジョブズなどの著名人やブロードウェイで上演されるようなミュージカルをテーマにしたタイトルなど、読み物としても楽しめます。
Level1: 中学1~2年レベル
Level2: 中学3年レベル
Level3: 高校1~2年レベル
Level4: 大学生レベル
Level5: 大学卒業レベル Level6: TOEIC800~900レベル
【レベル2の一部を紹介】
どちらのシリーズもレベル別に分かれているため、レベルに合ったものを使えます。
また、興味のある内容を選ぶこともも重要です。読んでいて楽しくないものは苦行になりますw
繰り返し読みたいな、と思えるものを選ぶようにしましょう。
まとめ
今回は、リスニング力のアップには、精読・多読が効果的!というお話でした。
リスニング力が上がらない原因が発音に関する知識が少ない、ということもありますが、
それだけではなく、「英語を聴いて、瞬発的にその意味を理解する」というスキルが不足している場合も多いです。
その点を鍛えるには、精読と多読がとても効果的です。
精読と多読は、英語力の底上げをするための基礎的なトレーニングなので、
読解力にも大きな効果を発揮しますので、ぜひご自分のペースで取り組んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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